empollonの英語とか学習帳

このブログは僕の英語学習の内容や進捗、特に翻訳練習を記録するために始めました。ついでに、面白い人たちとの新たな出会いがあったら、なお嬉しいです。This will be to keep a record of my English practice progress. If I can get to know new interesting people through any interactions here, that’s also nice

英会話スクール体験

英語を学んでる人なら、大抵の人が英語を話せるようになりたいと思います。話せなくても読み書きできればいい、もしくは聞き取れればいいという人もいるかもしれませんが、読み書き、聞き取りも、話す能力と密接に結びついていて、単純に分けることができないと思います。

 

2013年に英語学習を開始した当初、英語やり直しの多くの社会人がそうするように、僕も某有名英会話スクールに通い始めました。本来であれば1対1レッスンが理想的だと考えていましたが、お金がかかるので週一回のグループレッスンにしました。本当はビジネス英語を学びたいと思っていたのですが、レベルチェックテストの結果から、まずは日常会話を学んだほうがよいとか言われ、そういうコースをあてがわれました。

 

レッスンの内容は、いろいろな生活シーンに応じてモデルの会話が設定されていて、生徒同士または先生も交えてロールプレイング等で英会話を練習しつつ、そのなかで単語や表現を学んでいくという感じでした。友人や同僚を食事に誘う時になんて言うか、銀行でお金を引き出すにはどう言うか、何が食べたいか自分の希望をどうやって伝えるか、そういう感じです。

 

やってみてわかったのは、レッスンは語学的にはよい内容だったのかもしれませんが、とても退屈でした。もちろん学生時代の学校の英語授業よりははるかにマシでしたが、レッスンで練習してるようなシーンに自分が置かれる予定も見込みもなかったので、これを覚えてどうなんだろうか、と感じたり。

あとレッスンでは先生と英語で話すわけですが、英語があまり話せないので、どちらかというと先生の話を聞いてるだけの場合が多かったです。しかも、話してる内容はテキストに載っている会話文や英語の文法などですが、全然興味を持てず、なかなかやる気が出ない。

 

自分にしては思い切って大金を払って始めたのですが、すぐにレッスンをサボるようになりました。一つにはつまらなかったからですが、他には、平日夜のレッスンだったので仕事の後に一度帰宅して食事して、その後にスクールに行くのがだるかったのです。あと、仕事が予定通り終わるとも限らないのに、ある一定の日数前までに連絡なくレッスンを休んだら、その休んだ分はそのまま無くなるだけで、特に他日に充当されるようなこともなかったことに不条理を感じ、ますます気持ちが離れていきました。

 

それと、今となっては当たり前に思いますが、週一回ちょっと英会話するだけで英語が上達するわけがありません。そのうえ、レッスン日が祝日だとその日はレッスン休みとなり、場合によってはレッスンとレッスンの間に2週間以上開いてしまっていました。正直、そんなんで上達するわけがありません。もちろん先生たちはいい人たちでしたが、結局のところ、英会話スクールは利益追求するビジネスです。少なくとも僕が行ってたスクールは生徒が上達しようがしまいが儲かればよいというスタンスかなと考えるに至りました。

 

象徴的だったのは、そのスクールではレベル別にコースが構成されてて、僕はレベル2か3か、それくらいでした。時々他の高レベルの人たちと一緒にレッスンすることがありました。愕然としたのはレベル4とか5でも、驚くほど英語が上手いかと言ったらそうでもなかったことです。その人たちはもうすでに何年も同じスクールに通っていてレベルが上がってきたはずだったのですが...。

 

僕のコースは半年で終わる予定で、その終盤にカウンセラーから、今後の学習方針とかのカウンセリングセッションのようなものがあって、僕はレッスンで上達した結果、次のタームではレベルアップして次レベルのレッスンが取れる、と言われました。不思議なもので、続けたい気持ちもあって悩みましたが、結局その時点でそのスクールを辞めることにしました。