empollonの英語とか学習帳

このブログは僕の英語学習の内容や進捗、特に翻訳練習を記録するために始めました。ついでに、面白い人たちとの新たな出会いがあったら、なお嬉しいです。This will be to keep a record of my English practice progress. If I can get to know new interesting people through any interactions here, that’s also nice

英語多読について

よくネットで見かける英語学習法で多読というのがあります。学習法といっても要するにたくさん読むことだと思います。

 

僕も一応意識して読む量を増やしたり読むもののレベルを選んできました。

 

もともと2013年に英語学習を始めた時は、特別に読む量を増やそうとはしませんでした。何冊かペーパーバックを買いましたが大半は挫折。しかし、日々ネットのニュース記事を読むことは続けていました。あと、大卒のネイティブが読みそうなややインテリなブログや学術的な記事を集中して読んだような時期もありました。読み方としては、ごく一般的ですが、わからない単語を辞書で一つ一つ調べながら、極力すべて理解できるように読んでました。

 

はじめてまともに多読について知ることになったのは、2016年に近所の図書館でやってた無料の多読セミナーに参加した時です。その時にグレイデッドリーダーや、自分にあったレベルのものを読む、読書量としてはまず100万語を目指す、などの話しを聞き、それをきっかけに多読の手法も意識するようになりました。

 

特に新たに始めたことは、グレイデッドリーダーのオーバーラッピング読みです。

 

これについては、以前オーバーラッピングについて書いた際に書きました。

 

https://empollon01.hatenablog.com/entry/2020/05/24/211559

 

グレイデッドリーダーで、感覚的に90%以上辞書なしで理解できるレベルから始めて、たぶん30冊位は読んだと思います。

 

このグレイデッドリーダー体験は本当に素晴らしいものでした。サクサク読めるし楽しいし、なんとなく学習効果も高そうだし。

 

また音読はしませんでしたが、ネイティブの子供向けの本も意識して読むようになりました。グレイデッドリーダーと同様、図書館で色々借りることができました。

 

子供向けのシリーズで、おすすめはマジックツリーハウスというシリーズです。特にこれの派生したシリーズのファクトトラッカーというシリーズは楽しかったです。

 

https://www.amazon.co.jp/Magic-Tree-House-Fact-Tracker/dp/0375902961

 

それと、子供向けSFやホラーも読みました。

アニモルフォという子供達が動物に変身して活躍するシリーズやグースバンプスという子供が主に出てくるホラーです。特にグースバンプスはけっこう読みました。


https://www.amazon.co.jp/Animorphs-Invasion-English-K-Applegate-ebook/dp/B004XJRQZG

 

https://www.amazon.co.jp/Welcome-House-Classic-Goosebumps-English-ebook/dp/B005E8AS28/

 

こういう比較的読みやすい書籍と並行して、とにかく色々なペーパーバック等を読むようにしてきました。こちらは、90%以上の理解度に限定せず、読むときもひたすら辞書引きながら読んでいます。

 

色々ひっくるめて、この7年間で本だけで130冊位読みました。読書にかかる時間は、簡単な子供向けの本は1〜10日位、ペーパーバックは2週間〜半年位かかってます。つまりすごく遅いです。オーバーラッピング読みしたとき以外は、かなり辞書を引きます。だから読書はほぼすべてスマホ電子書籍を読みます。電子書籍だと、辞書引くスピードは格段に上がると思います。また読みながらネットで色々調べられるので非常に便利。

 

この、どの程度辞書を引くかというところで意見が分かれると思いますが、僕はかなりたくさん引く方じゃないかなと思います。そして辞書で調べた新しい単語は、メモアプリに意味をコピペしています。ある程度時間はかかりますが、新しい単語はその時に調べないと、その後再会することがない可能性もあり、そうなると知る機会を失してしまうので、極力全部調べてコピぺしています。

 

あと、正確にはわかりませんが、読書量としてはおそらく400万語位は読んだかなと思います。自分で1年100万ワードとか目標決めて続けていくとよいかもしれません。

 

ついでに、TOEIC対策でTOEICに特化した問題集や参考書が巷に溢れています。そういうことから、多くの人がそういった教材を使って長文を読んでる、また読んでる文章はそういう参考書のみという人もけっこういるんじゃないかと思います。しかし、TOEICの長文は実際にはそんなに難しくないと思いますので、そういうものをたくさん読んだところで、ネイティブが普段読むようなニュースやブログ、小説などが読めるようになるとは思えないです。

 

逆に、ネイティブが普段読むものをたくさん読んでいれば、TOEICの読解は特に何も対策する必要ないと思います。

 

言い換えると、英語学習全般の目標設定をTOEIC800点、900点などと設定して、そのレベルに照準を合わせてしまうことで、自分の成長を抑制してしまっていることがあるんじゃないかと想像します。

 

せっかく英語学習しているのであれば、始めから自分と同年代のネイティブと同等の英語力を目指すというように照準を高く合わせた方がTOEICの点数も上がるかもしれません。