empollonの英語とか学習帳

このブログは僕の英語学習の内容や進捗、特に翻訳練習を記録するために始めました。ついでに、面白い人たちとの新たな出会いがあったら、なお嬉しいです。This will be to keep a record of my English practice progress. If I can get to know new interesting people through any interactions here, that’s also nice

語彙の増やし方

語彙をいかに楽して短時間に増やせるか。

国語学習者にとって、これは最大のテーマのひとつではないでしょうか。知ってる単語が増えるほど英語の全てが楽になっていきます。

 

僕はいつも英語の読書は基本的にスマホ電子書籍読むかネット記事読むかです。

 

僕がやってる語彙対策は、読んでて知らない単語が現れたら色々なオンライン辞書で単語を調べて、そこに書いてある意味や説明をメモアプリにコピペするというものです。

 

当然ながら同じ単語を何度もメモしている可能性も出てきます。この単語、前に見たけど意味が思い出せないというときは、そのメモアプリの検索機能を使って検索します。もしすでにメモ作成していたら、ページ冒頭に?マークを追加します。メモにある?マークは、何回意味が思い出せなかったか、またははっきりしなかったか、という目印です。

 

単語を覚えるとき重要なのは、遭遇頻度だと僕は思います。読書やテレビ見るなどである単語に遭遇した頻度が多いほど、また実際にその意味や説明を理解したという経験の回数が増えるほど、その単語の記憶が定着していくと想像しています。

 

上記したメモアプリの単語メモに?マークを追加していくことは、必ずしも遭遇頻度を増やすことにはなりませんが、少なくとも何回自分が同じ単語でつまずいたか、何回調べたかを把握することが、単語の意味の記憶自体を強化している部分もあるかもしれません(ないかもしれません汗)。

 

このように単語メモを蓄積していくことで、結果的に自分だけの辞書を作っているような感じになります。このやり方の好きなところは、ひとつの辞書に限定せず色々な記述を簡単にコピペ追加できるところです。ひとつの単語メモに英和辞典の説明だったりどこかの語学サイトの解説だったり英英辞書だったりWikipediaなど、その単語を理解するために有益だと感じた説明等は何でも追加しています。今では見たことない単語とか見ると収集欲のようなものが働き記録したくなります。珍しい単語との出会いは、一期一会的な感覚があります。その時を逃したら一生目にすることがないかもしれません。

 

あと、基本的に英語学習はペーパーレス。おそらく99%位の割合で。学習はほぼスマホで完結してます。上記のとおり、読書も全てスマホ。単語は基本数タップでオンライン辞書に飛べるので、アプリ切り替えしてコピペしても速ければ1単語数十秒で完了します。色々調べて結局数分かかることもありますが、おそらく従来の紙の辞書引いて手書きで意味をまとめたりとやっているよりも遥かに効率がよいでしょう。具体的に数えたことないですが、多い時は1日100個位単語メモを見たり追加したりということをしてるような気がします。

 

しかし、これをやるようになってすでに6年以上だと思うのですが、ここまで来ると効果の有無に関わらずやめられないという感覚があります。また、常に辞書を引くのが当たり前になっているので、引かないと気になって仕方なく、早く読みたい時とかもついつい辞書引いてしまうため読書が進みません。

 

じゃあこういうことをやってきて、語彙力がどの程度になったかという効果ですが、、、まあよくわからない上に、未だに語彙不足に悩む日々です。

 

一応以下のような無料のテストサイトで時々チェックしてきました。

 

http://testyourvocab.com
https://my.vocabularysize.com

 

たしか2015年頃はこういうテストやると、6000語位という結果だったのですが、2019年頃は12000〜18000語位にはなっていたかと思いますので、何かしら効果あったかもしれません。しかし同じサイトを繰り返し使ってるので、テスト自体に慣れてしまったことで点数が上がった可能性もあります。

 

ちなみに、世間で一般的な単語帳の類はまともにやったことがないです。少し試しましたが、結局覚えられないのですぐやめました。記憶力の高い人は単語帳のほうが効率よいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの英語学習の歩み その5

自分の中で、本当に英語学習に時間をかけるようなったのは2016年からでした。

 

italkiで知り合った言語交換パートナーたちと定期的に英語・日本語でのビデオチャットをするようになったのもこの時からです。とにかく1日1時間以上英語を話すことを目指しました。いつしか日々の生活は、朝5時に起きて6-7時でスカイプ、仕事後、帰宅後に9時や10時からまたスカイプ、週末も数人と、というように言語交換中心になっていました。

 

また、引越し先の近所の図書館にグレイデッドリーダーのコレクションが大量にあったので、しかもCD付きで。これを利用して、オーディオ聴きながら目で本を追って音読するというオーバーラップ読みという取り組みをはじめました。これは効果の有無ははっきりわかりませんが、はじめのうちはオーディオスピードについていくのが大変でしたが最終的に初見でスラスラオーバーラップできるようになったので、何かしら効果があったと想像しています。あとナレーションをうまく真似できると達成感もあり、ストーリーや内容がいいと面白いし、本当におすすめの勉強法です。グレイデッドリーダーのオーバーラップ読みはたしか50冊位はやったと思います。

 

そういえば、この間、2015年の5月頃、TOEIC3回目を受験し940点でした。その後は2017年11月頃、4回目は970点でした。

 

940点のTOEICの直前は、難しい長文を集中して読むことを意識していました。やや学術的なブログや学者の書いた記事などを一気読みするよう心がけてました。

 

2016年には、英検1級も受験することに決めて、たしか秋に受験し、1次は1発合格、2次は2017年2月頃に合格しました。幸い言語交換相手の中で面接練習に付き合ってくれる人もいて助かりました。

 

英作文については、いつしかLang-8からHelloTalk というアプリに切り替えて今も継続しています。

 

ここまで長々と自分の英語学習と自分の生活の変遷について書いてきました。

 

自分でもちょっと面白いと思うのは、2013年以降の英語学習はそもそも転職目的だったのですが、蓋を開けてみると、元鞘して、依然として英語を続けてるという状況です。目的と手段が入れ替わってしまったというか。そういう事情もあり、今も日々自分は英語を勉強して何をしたいのか、何のために?と自問する日々です。

 

そもそも、スペイン語をはじめたきっかけとなった大学進学にしても、すごく軽いノリで決めてしまったと思うのですが、それがあったからこそ、今の自分があり、今も英語を学んでいると思います。もしかすると、どういう事情かわかりませんが、例えば前世は外人だった、とか、どこかに閉じ込められて広い世界に憧れてたとか、自分を外国語学習に突き動かす目に見えない何かがあるようにさえ感じます。

 

未だにゴールも向かう先もはっきりしていないですが、最近は翻訳を集中して練習しようと思っています。いつまで続けられるかわかりませんが、自分の中のよくわからない衝動が続く限り、続けていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの英語学習の歩み その4

2015年の春頃に、引っ越して就職。

家族共々新しい環境で再出発の雰囲気でした。英語学習は継続していたものの、仕事はやはり全く英語と関係ない内容。このまま英語を続けるのか仕事を続けるのか、しかし仕事しなければすでにお金がないわけで、なんとなく定まらない気持ちで日々過ごしていました。

 

この時の就職の少し前に、シャドーイングに興味を持つようになりました。特にKH法というメソッドを解説する本を読んだ影響が大きかったです。その時にCNN English expressという雑誌の存在をたしかブログか何かで読み、シャドーイングに良さそうだと思いました。

 

引越し、就職してから、CNN English expressシャドーイングを始めました。仕事は機械メーカーの営業で、英語と関係なかったですが、運転時間が長かったので、運転中いつもシャドーイングしてました。時間はカウントしてませんでしたが、1日中シャドーイングしてました。当時はKH法にできるだけ近いことをやりたくて1ネタをひたすら繰り返し完成度を100%に近づけることを目指していました。

 

新しい環境は、居住環境は非常によかったです。周囲は程々に自然に溢れていながら、最低限の商店は揃っていて、食材も安いし、人々も親切な雰囲気。仕事は、会社や人々が悪いわけではなかったですが、これといって仕事の充実感もなく、自分の気持ちが定まらないこともあり、日々憂うつでした。本当にこのままでいいんだろうかと感じながら、日々シャドーイングに打ち込んでました。

 

就職できたこともあり、オンライン英会話を再開することにしました。この時は、ちょっと高めで質が高そうなところに。でも、なんか合わずすぐやめました。

 

また、この頃、italkiというサイトを見つけて、言語交換相手を探しはじめました。オンライン英会話もいいですが、話すだけなのでやはり無料が一番という経済的理由から。この時に、今でも一緒にやってる初めてのパートナーと出会いました。ただ、この時は、僕自身がモヤモヤした不安定な気分だったせいもあり、定期的に練習するまでには至りませんでした。

 

新しい環境に慣れ、仕事も一応慣れてきつつあった頃、元の職場の同僚から連絡があり、色々話している中で、結局元の会社に戻る方向に決めました。

 

あまりに唐突な展開で、自分でも驚きました。実のところ、それ以前にも、同僚たちとは連絡取り合っていて、僕が辞めた後、会社の状況も良くなってるようだったし、辞めてみて分かったこともあり、またいずれ自分が何かスキルや専門性身につけたら数十年後にまた働くかも、と想像してたのですが、まさかの展開。

 

ひとつ、自分にとって大きな要因となったのは、実はここでも英語でした。元の会社だったら、自分がその気になれば英語使う機会もあるし、会社としてもそれを期待しているのを知っていました。あと、英語学習を続けるにも、ワークライフバランスがいいということも。

 

2015年末には当時の会社を退職することになり、2016年初には、また出身地に引越し、そして元鞘就職となりました。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの英語学習の歩み その3

前回の最後に書いた通り、2013年10月頃のTOEICで865点が取れました。そのおかげか、12月に某外資系企業から内定をもらいました。

 

翌年1月には、当時の職場で退職意思を伝え、転職後のアパートの下見をし、2月には引越し、3月から就職という予定でした。しかし、アパート本契約を数日後に控えたある日、突然、仲介してたエージェントから、「もしかして内定が決まっていないかも」という電話。

 

結局、当時勤めてた会社は退職した上に、内定取消になってしまいました。事態がはっきりしなかったためアパート本契約ももうしてしまった後。お先真っ暗。

 

そんな事情から、英語力アップで外資系転職、キャリアアップみたいなことにはならず、逆に無職となり就職活動。幸い多少の貯金や退職金はあったので、それほど焦ることはなかったのですが、そうは言っても、なかなか厳しい状況。あと、年齢も高いしキャリア的にも貧弱な職歴なので、先行きは非常に暗い状況でした。

 

当時の心の支えは、いつしか英語になっていました。特に、TOEIC2回目を受けた後は、オンライン英会話を始めたのと、Lang-8という文章をユーザー同士で添削し合う形の言語交換サイトを見つけて、日々英作文をして投稿していました。

 

オンライン英会話は失業したタイミングで経済的不安からやめましたが、以前の登校型英会話教室とは違って、1対1だし、オンラインで楽だし、なによりも安い!たしか半年位はやってたと思います。英会話に慣れたのはこの時のオンライン英会話のおかげだと思います。

 

Lang-8は無料なので、失業後も毎日想いの丈を英語で書き殴り、投稿していました。あと、時間があったので、当時はたくさん日本語学習者の作文も添削したりしていました。この時に確立された英作文の習慣は今でも継続しており、今に至っています。

 

当時は失業がらみでバタバタしてましたが、この間に英語学習面では、瞬間英作文、グレイデッドリーダー読み、1億人の英文法の通読などを始めました。それと、たしかこの頃から、アメリカドラマなど英語での音声をよく聞くようになりました。特にシットコムを見始めました。何言ってるかさっぱりでしたが。あとDeath noteの英語吹き替え版などアニメを英語で見るようなこともしていました。

 

この当時、影響を受けた英語関連のYouTube動画でslow easy Englishというチャンネルがあり、基本的に英語を使って何かするという一見当たり前なアプローチを特に意識するようになりました。

 

失業から半年位して再就職しました。が、その翌々月に辞めました。当初の契約と条件が違いすぎて、会社が信用できないし就労条件も納得いかず。その頃は英語学習は、もっぱらドラマ鑑賞のみでした。

 

再度無職になってからは、将来に対する不安を日々英作文。結局、次の就職が決まったのは、最初の失業から1年ほど過ぎた時でした。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの英語学習の歩み その2

前回の投稿の最後の時点から数年間、英語のエの字も無い生活を送っていました。

 

その後、転職や引越し、結婚など色々な展開。

無職で結婚してから就いた仕事は小さな商社営業。基本的には外国語は全く仕事に必要なし。結婚後、しばらくは少なくともスペイン語の本を年に1、2冊読んでいましたが、英語は皆無。次第にスペイン語読書もしなくなりました。

 

しかし、結婚して8年くらい過ぎた頃、唐突にまた英語を勉強しようと決めました。当時の状況は、楽しいながらも日々が単調に過ぎていく中、いつしか自分の年齢も30代後半。何か物足りないという思いがあったのと、年齢的に最後のチャンスかもと思い、それ以前から考えていた転職活動を始めた時期でした。

 

自分のキャリアに関わりそうな求人を見る中で気付いたのは、英語が必要な仕事は給料もよいし仕事内容も面白そう!ということでした。もしスペイン語と英語の両方ができたら、もしかして転職に有利かもだし、かっこいいし、という浅い動機から英語学習を始めました。

 

そういうわけで、2013年の春に英語の勉強を再開することにしました。まず始めたことは、英会話教室への通学、文法書フォレストを通読する、英語ネット記事を毎日読む、ということでした。

 

また、自分の上達具合を客観的に評価するために、本格的な学習を開始する前に一度TOEICを受験しました。結果はたしか620点位でした。

 

日々の学習は主に英会話中心。しかしあまり身が入らず、英会話も週に1回しかレッスンない上にサボり気味でした。レッスンに参加しても、先生や他の生徒の発言を聞くばかりで、コスパ悪。お金の都合で選んだのはグループレッスン。振り返ると、このときの英会話はあまり上達に貢献しなかったと思います。その後、1学期終了時点で辞めました。

 

フォレスト通読は、いつも読み始めた途端に睡魔に襲われましたが、よかったと思います。通しで2回読みました。それまでバラバラだった知識が少し体系づけられたように感じました。あと、例文を音読したのもよかったかもしれません。ネット記事読むのも効果あったと思います。その昔と違ってスマホで読むのはお手軽だし、辞書引くのも楽々。必ず起床後に読むようにしました。

 

その後、色々ネットで英語学習方法を検索する中で、DUO3.0?というのもやりました。例文がたくさんあって順番に音読したりしていました。何周かしたような気がしますが、今となっては何も思い出せないので、おそらくこれは効果なかったように思います。

 

2013年の秋頃に学習成果を見るべく、2回目のTOEICを受けました。びっくりなことに865点に上がりました。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの英語学習の歩み その1

僕が本格的に英語学習に取り組むようになったのは2013年のことなので、かれこれ7年位続けています。

 

今回は学生時代の英語学習までさかのぼり、これまでの英語学習の歩みを書いてみたいと思います。

 

僕の場合、多くの同世代の日本人の人たちと同じく、人生においての本格的な英語教育との出会いは中学に通い始めたときでした。それまでも英語の存在はテレビや映画で見聞きしていたので知ってました。あとアルファベットもある程度わかってたと思います。しかし、中学校で英語の授業を受け始めた頃は、英語はまるで宇宙人の言語かなにかのような訳の分からない印象を受けたのを覚えています。ということで、中学の初っ端から挫折しました。

 

中学の英語授業で一番記憶に残ってるのは、英語の先生が独自に考案したラップ読みという学習方法があって、キーボードを持参してラップ調の音楽に合わせて、「ハロー!ハウアーユー?マイネームイズ....」と先生がノリノリで英語を披露してたことです。生徒たちはボー然として黙って先生の英語を聞いていたのですが、先生はしらけムードにたまらなくなったのか怒り始めて、しばらくしてラップ読みはやらなくなりました。

 

中学の時はたしか英語テストは50点中20点位でした。実際は20点もたまたま正解だったという程度です。

 

高校の時の英語で覚えてるのは、先生がSVOCとかすごく詳しく説明してたこと、そして僕は成績が悪すぎてその英語の先生から退学を勧められたことです。3年間、最後の学期を抜かして通信簿の英語はオール1。そんな調子だったのですが大学は行けるなら行きたいと思い、高3から突然勉強始めましたが、高3時点でどうして"have had"でhaveが2つ続いているのか全くわからないまま高校卒業しました。

 

受験勉強では何となく文法書を読んだり問題集をやったりしましたが、基本的に何も理解しないまま、なぜか大学は運良く入れました。完全に運がよかったです。しかも外国語学部に。

 

大学は地方の語学系の大学で、実質的には受験すれば誰でも入れるような感じだったかもしれません。

国語学部を選んだのは、外国文化に詳しいとかっこよさげ、というしょーもない動機。本当はフランス語か英語がいいと思っていながら、なりゆきでスペイン語専攻になりました。

 

高校時代までの反省から、スペイン語は結構一生懸命やりました。大学の先生たちが分からなくても音読するとよいといわれたので、文字の読み方を覚えてからは、家で何度も教科書や新聞を音読しました。NHKスペイン語会話の番組をビデオ録画し毎日何時間も繰り返し見ました。しかも観ながら、今で言うオーバーラッピング をやっていました。

 

そういう努力が多少実ったのか、大学3年の時には交換留学でスペインに行くことができました。

 

スペインでの生活は、女の子たちはかわいく街並みも美しくとても楽しかったですが、スペイン語については挫折感を感じる日々でした。

 

この記事では英語の歩みを書いているのでスペイン語は直接は関係ないのですが、実はスペイン語と英語は同じヨーロッパ系言語なので、文法構造が似ています。おそらくスペイン語を勉強したことが英語の文法理解にも役立ったと想像しています。

 

しかし、大学時点での英語力はといえば、ある時、大学キャンパスにオーストラリア人留学生が現れ、たまたま僕も話しかけられたことがありました。そのとき、「今7時です」と言いたかったのですが、出てきた英語は、"now 7 o'clock is!"。その留学生も周囲の人たちも困惑気味だったのを覚えてます。

 

大学卒業後、1年フリーター生活。その後、某NPOに就職。スペイン語の翻訳や通訳をちょっとだけやることもありました。しかし、他のバイリンガルスタッフたちと比較し自分のあまりのできなさに、もうスペイン語は懲り懲りという状況にまで陥りました。もともとスペイン語に興味はなく、やはり英語ではないか!という気持ちが強くなってきていました。あと、職場で語学系資格があるとお金が支給されるという制度があることを知りスペイン語3級で申し込んだら、スペイン語じゃだめと却下。このことから、唐突に英検受験を決意しました。

 

先程書いた通り、大学時もその後も英語は全く使えないはずだったのですが、スペイン語と英語は似てるという理由だけで、自分は英語も大丈夫という謎の自信がありました。

 

おそらくスペイン語学習を通じてどうすれば上達するのかというコツを掴んだのかもしれません。当時スペイン語学習で継続してやってたのは、映画をMDに録音して通勤時に聞き続けたり、マネして発音したりというものでした。あと本も読んでました。

 

英検準備として、英語でも同じことを始めました。当時かなりハマってた映画The Matrixを使いました。特に英語ではスクリーンプレイという教材があったので、本にあるスクリプトを見ながら、映画音声を半年位聴き続けました。家ではマネもしてました。半年後位には、ほとんどセリフを暗記するほどでした。そして、英検準1級の一次試験は一発合格しました。事前に問題形式に目は通しましたが特に試験勉強したわけではなかったので、何故合格できたか自分でもわかりません。二次試験は2回目で合格しました。実のところ会話練習は皆無だったので、完全に運がよかったと思います。

 

その後しばらくはマトリックス効果なのか、仕事でカナダ人と話す機会があった際も、一応会話らしいことができました。メールも一応できたようです。その頃は、オンラインチャットが流行ってて、知らない人たちと英語でよくチャットしたりしてました。

 

しかしながら、英検後に英語学習は完全に止まり、しばらくして英語も完全に忘れました。その数年後に友人の結婚式のためハワイに行ったときに入ったサブウェイでは、野菜をパンに盛り付けてくれてた女の子に"More?"と聞かれ、"That's enough"と何度言っても通じず、お互い気まずいことになりました。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

After Dark トゥワイライトゾーンエピソードを基に創作

A young, good looking lady walks into a department store crowded with shoppers one day at the end of the year. She looks to be in her mid-20s. The simple combination of her white shirt and tight black skirt, both pleated neatly, which is a typical office lady look, contrasts her fine features. She's looking around on the ground floor. She has come to buy a golden thimble that she found in an ad of the store previously, and thinks that should be an ideal gift for her mother. After going around on the floor, she asks a clerk, who appears terribly busy attending to other customers, which floor she should go to for it, but he looks as if he doesn't hear her. Although she isn't sure now, wondering it might be in a gift section, she goes toward the elevators to find which floor there is a gift section on. There are two elevators, in front of which lots of people are waiting, so she also joins them. After a while, she sees an elevator arrives but nobody seems to care about it. She is the only person who moves forward and gets into it. Now in the elevator, only she and an elevator operator, a middle-aged man are inside. She feels awkward somehow and addresses the man.

"Is this kind of a private elevator for me? I'm not a VIP nor a frequent customer here..."

"This is an express for the 9th floor.. May I ask what in particular you are looking for?"

"I'm looking for a thimble...a golden thimble for my mother..."

"Oh, I see. It should be on the 9th."

"Here we are."

The door opens, but the floor is dimly lit inside and it seems that there is nothing but rows of empty showcases without any clerks or shoppers.

"This must be some kind of mistake..."

But the elevator starts to move down with the doors closed already.

"Is anybody here?"

Silence.

"How can I find a thimble here? There is no merchandise here. This must be a mistake!"

"Have someone attended you already?"

All of a sudden, a female clerk appears and speaks to her.

"Where did you come from? I didn't see anybody here!"

"You may not have been paying attention, ma'am. I've been here. Which item may I show you?"

"No, you haven't but it's okay. Well, I'm looking for a golden thimble which I saw in your ad...but I'm not sure you have that here. I can't see any items on this floor."

"Don't worry. We actually have the appropriate one for you. Follow this way."

Then, the lady clerk walks and she follows.

"Here you are."

As a matter of fact, it's a golden thimble.

"Oh, this is beautiful! Wonderful! It must be expensive. How much is it?"

"It's made of 24-karat gold. Since it's on a sale, it's 250 dollars."

"Not expensive, actually very reasonable. I'll take it."

"You made a wise choice, ma'am. Thank you very much, Marsha. And will you be paying in cash or credit?"

"I pay in cash. You know, I don't want things made complicated with signature or something.... But what did you say? Why did you know my name?"

"We must have met before in this store because you are a special customer..."

"That's impossible. This is the first time. I've never been here before."

"No. You just misunderstood..."

"How did I misunderstand something like this? Okay, never mind. Well, I have to go now."

"Yes, ma'am, thank you very much. It was my pleasure serving you. By the way, are you happy Ms White?"

"What? Why did you ask what was actually none of your business? How did you know my second and first name? What's the hell happening here? Why, you?"

"I'm just making conversation... Well, suit yourself. I leave you. Have a nice day!"

And just then, the elevator arrives and the doors open. Once Marsha inside, she doesn't see anyone on the floor...